三坂
12/2001
学会に出るメリット
学会に出ることによってプレゼンの能力が確実にアップします。
人前で話すことになれて緊張しなくなるというだけでなく、出る回数が増えれば増えるほど『説明のうまさ』がついてきます。
人前で話すことがそんなに苦でない人であっても、そういう意味でメリットはあると思います。
また、パワーポイントも使いこなせるようになるし、OHPの書き方などもわかってきます。
ですから、できるだけ多く学会に出ることをお勧めします。
学会に出るための準備
学会に出るための準備としては、研究した内容をまとめた予稿の提出と発表当日に使うOHPの作成があります。
予稿は、発表当日から約1~2前に提出しなければならないので早めに取りかかることをお勧めします(先生とよく話しながら書いたほうがいいよ)。
OHPは予稿ほど時間がかかりませんが、発表練習をすることがより早く完成させるコツです。
OHPは説明の補助的なものですから自分が話しやすく作ることが一番大事だと思います(もちろん聞く人にわかりやすくないといけないけどね)。
学会に出た感想
学会に出るにあたって一番大変だったことは、予稿を書くことです。
各枚数に制限があるのでスペースをうまく使わないといけないので図の大きさや、言葉の表現にかなり苦労しました。
OHPは予稿に沿って要点をさらにまとめるだけなので予稿に比べれば大丈夫でした。
でも、やはり発表時間に制限がありますので、長すぎたり短すぎたりするのを調節するのには多少手間取りました。
学会を通して、プレゼンの練習にもなり、どのようなOHPを作り、どのような言葉で説明すれば聞いている人にわかりやすいかを学ぶことができたと思います。
そういう意味でも、M1のころから学会に出ることは僕自身よかったと思います。
後輩へのアドバイス
学会に出るにあたってのポイントをあげます。
- 予稿はすべて出来上がってから先生に見せるのではなく、出来上がった要素ごとに先生に見てもらいアドバイスしてもらう
- OHPはあらましを作って、実際発表練習をしながら修正して仕上げていき、先生からアドバスをもらう
- 発表練習はできるだけ多くの回数をこなす
- わからないこと、迷ったときは積極的に先生にアドバイスをもらいに行く
これらの点に気をつけて学会の準備を行えばよい発表ができることと思います。
実際に学会の準備をされたらわかると思いますが、1.は最重要項目だと私は思います。
あなたにとって必ずプラスになることですから頑張って多くの学会に出ることをお勧めします。
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