大学院での研究を通して

古河
03/2013

大学院について
大学院では講義もありますが、主に研究が中心となり、学会や学内、研究室内で研究発表を行うことが多くなります。また講義でも、パワーポイントを使っての発表やホワイトボードでの模擬講義など、人前に立って話をする機会が多く、とてもよい経験になります。

学会での発表について
大学と大学院の最も大きな違いはやはり学会での研究発表がある点だと思います。学会に出るにあたり、自分の研究の要旨やパワーポイントを先生と相談しながら作成します。また当日の8分程度の発表に備えて練習や質疑応答用の資料の作成と初めて経験することが多くあります。発表する相手が学内の発表とは違い面識のあまりない、自分と似たテーマの研究をしている方である点も学会発表の特徴だと思います。

研究について
大学院の研究は学部生の頃より研究内容が複雑になると思いますが、私が感じた気をつけておく点は

  1. 不明な点があれば資料を用いて調べる、先生に質問するといった自主性が卒業研究時以上に必要であること
  2. 扱うプログラムやワード、エクセルファイルの数が多くなりますが、そのファイルの目的やこれまでの研究やプログラムと違う点、変数の意味等を記録しておくこと。これをきちんとしておかないと後々論文作成のなどで見直した際に苦労します
  3. パワーポイントなどの資料は文字を少なく、見やすい資料作りを心掛けること
  4. 発表の練習はなるべく多くの人の前で行い、感想をもらうこと
だと思います。
大学院では特にパワーポイントなどの資料を作成する力、自主性、人前で発表する能力を伸ばすことができ、自分の大きな財産になると思いますので頑張ってください。