【
第296回山行:経ヶ岳:1076m
】
日 時: 平成14年6月16日(日)
コース: 平谷キャンプ場−馬の背峠−平谷越−経ケ岳(往復)
参加者(敬称略)6名
隊 長: 田村
会 員: 有福 長友
非会員: 嶋田 清水 長友子息
鹿島市と大村市との境にある多良岳火山の爆裂火口壁の西北の一峰、経ヶ岳です。
弘法大師が国家安穏を祈願してこの山に経文を埋めたという伝説からこの名が生じ
たとも伝えられ、原生林や植物が豊富で巨岩からなる山頂からの眺めは良好です。
<第296回 山行案内 より>
07:20 正門横駐車場に集合し、出発
隊長のH田社「MOBILIO」に分乗する
早速、A福隊員のありがたい講話を拝聴しながら、ウトウト!
07:40 S田女史宅で合流
三瀬トンネルを抜け、263号線を南下し佐賀に向かう
08:40 佐賀で34号線に乗り換え、江北で207号線に乗り換え、鹿島へ
空いている
この道はいつも空いているという声もあったが・・・
鹿島に入ると、複雑な道順をクリアして、444号線で平谷へ
このあたりの田圃では、田植えが行われている
平谷に向かう途中、小規模な棚田を見かける
09:30 平谷キャンプ場の駐車場に到着
奥にも駐車場が在るようなので探ってみるが、
トンネルに向かって左側にある駐車場が便利であろう
もし満杯の時には、ここから少しトンネル入口に進めば
右手前にも整備された駐車場がある
09:45 各自準備を済ませ、登山口(キャンプ場入口)で記念撮影
09:50 出発
キャンプ場を右に見ながら、やや勾配のある杉林の中を進む
梅雨入りしたとはいえ、好天に恵まれ、足下はしっかりしている
が、雨後であれば、沢になるのではと思われる
それにしても、視界が全く拡がらない
雨後であれば、そうとう蒸し暑いであろう
S田女史が殿を志望する
ドラムトンネルが見えてくる
10:10 林道に出たところで、小休止
殿を努めていたS田女史が合流するが、
マイペースを守りたいと、休まずに先行する
次第に植林(杉林)から自然林(広葉樹)にかわってくる
足下が落葉で滑る
ここからしばらくも、雨後には、沢になるのではと思われる
先行していたS田女史に追いつく
再び殿を努めてもらう
急勾配になる
10:25 馬の背峠(5合目)で休憩
殿のS田女史と合流する
S田女史が体調不良を訴える
A福隊員を先頭に他の隊員は先行し、
隊長は事後の段取りを済ませるため、暫し残留する
途中、樹皮一枚の巨木と遭遇
他者のホームページには「赤樫」と説明がある
根元は空洞で石仏が横たわって設置されている
優しそうなお顔なので「観音様」であろうか
登山の安全を祈願する
ここからは、倒木有り、崖有りといった、慎重を要する道になる
崖にはロープも備えられているが、雨の日にはどうなるやら
このような箇所では、他の隊員にもれず、
あのA福隊員でも殊の外、気が引き締まるらしい
難所の一つ:↓:このような箇所が多々有り
板状の岩が何層にもわたって剥き出しになっている
こういったところでも「化石」が出るそうだ
初めて眺望の良いところに出る
遠くを見渡すと、原生林と人工林が混合した山様が見られる
もったいない、切るのは簡単だが
隊長が先行隊に追いつく
S女史は回復すれば山頂を目指すが、無理であれば下山するそうだ
また、下山後に車中で休めるように、鍵も預けているそうだ
11:10 平谷越で小休止
S田女史を暫し待つことに
手前が経ヶ岳方向、奥方向がタワラギ山(1041m)である
ここからは岩場が続くので、ロープを頼りに慎重に登る
ロープに結ばれた立木が根元から宙ぶらりん、1箇所!
連続する岩場を抜けると、再び眺望の良い場所に出る
地図を頼りに、別の山を「あれが多良岳」と信じ、記念撮影
やっぱり、コンパスは大事でしょう!
11:45 経ヶ岳山頂に到着!
眺望は南東側を除いて、ほぼ良好
福岡から来たというグループのみが滞在
A福氏の早速、乾杯しよう、
朝が早かったから、腹減ったと、催促を受けながら、
このグループに撮影を依頼して、鹿島側を背景に、記念撮影
S田女史を待ちながら、乾杯、昼食だ!
あの山の名前は、この山の名前はと問答していると
初めて登頂した我々を見抜き、説明してくださるベテランの紳士
クラブ活動であろうか、
黒木側から登頂してきた「長崎西」を記名した高校生グループは、
休憩時間、5分で多良岳へ向かう
昼食の様子
この間、平谷側から登頂してきた方々に
S田女史の様子を伺うことが出来た
男性登山者から「心配無用」と伝言を受け、
ご婦人からは糖分を補給すると元気が出るから、
飴を渡してきたとか・・・
どうやら、平谷ルートには臨時の関所が設けられているようだ!
記念撮影
12:40 なぜか、N友隊員の子息が通っている小学校が
現在サンフランシスコ・ジャイアンツに在籍している
「新庄選手」の母校という話に:ナンデ?
この話に黒木側から登頂してきた「若い紳士」が加わる
後刻この紳士に、S田女史がお世話になるとは・・・
12:50 「若い紳士」から「お先に」と挨拶を受ける
13:00 下山
平谷越までは岩場の連続である
登るのと降りるのとでは、足の置き場が・・・
「虚空蔵山」事件が脳裏によぎる
一瞬、バランスを崩す
隊長が一言
長崎・佐賀方面の山は「鬼門」では!
13:20 平谷越を通過
一気に馬の背峠へ向かう
行きと同じ数だけ危険な崖が多数有り
14:00 馬の背峠
S田女史がいない
先に下山しているのであろう
降りもまた、落葉で足下が心許ない
14:20 林道にでる
そのまま通過する
落葉で足を滑らし、軽い打撲
大切なエネルギー源を冷やしていた冷媒で応急手当を試みる
14:40 平谷キャンプ場入口に到着
S田女史と合流
先に記した「若い紳士」が、話し相手をしてくれている
恐れ入ります
S田女史の事情聴取によると、新婚で、長崎へ単身赴任らしい
15:00 若い紳士も相乗りして、平谷温泉へ
S田女史の事情聴取を基に、会話を試みる
久住・韓国岳・開聞岳と登った経歴があるらしい
学生時代は、福岡で過ごしたらしい
風呂あがりに一杯と思い、受付で缶ビールを買う
受付には缶ビールありとでているが、奥にはレストランがある
もしやと思い、生ビールは奥に行けば飲めるかと尋ねたところ
受付で承るとのこと
若い紳士と5人で乾杯!
ついでに、アイスについて尋ねると、OK!
N友氏の子息も感激!
15:50 帰路へ
若い紳士は、ここから16:45発のバスで長崎に向かうそうだ
鹿島まで相乗りを誘うが、辞退を受ける
若い紳士の姓は「T望」氏で鹿児島に多い名字らしい
塩田町を経由して、武雄北方ICから佐賀大和ICに向かう
16:30 武雄北方IC、出発
途中、多久西Pで休憩をとる
17:00 佐賀大和IC、到着
三瀬トンネル内で、A福隊員の講話が途切れる
18:00 S田女史宅、到着
18:20 正門横駐車場へ到着
解散
隊長、遠路の運転、ご苦労様でした
画像は、解像度を30%にして、表示しています
解像度100%の写真を後日、配布します
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