本ゼミナールの基本的指導方針について



その1

基本的に、ゼミは他の講義とはまったく違うものであると考えています。
たんなる単位を媒介とした繋がりではなく、人間関係であると考えてほしいです。

その2

大学における基本的な所属単位は、ゼミだと思います。
サークル、1,2年次の語学クラス、バイトなど、様々な人間関係があると思いますが、
ゼミの人間関係は一生モノであり、大切にしてほしいと思います。
(当然、他の人間関係を捨てろと言っているわけではないです。
バイトもサークルも人生経験の上で重要だと思います。ここで問題としているのは、比重の問題です。)

その3

ゼミは、現在のところ、2年次は単独で、3,4年次は合同で行う予定です。
合同で行うのは、研究および人間関係構築の両方にメリットがあると考えるからです。
同輩はもとより、先輩とうまく付き合うことができなかったり、
後輩の面倒をみることができなかったりする者は、社会にでてから大成しないと思います。
ゼミは、その訓練の場でもあると考えてください。
(2年、3年・・・グループ発表、4年・・・卒業論文作成、グループ発表の指導)

その4

ゼミは、全出席が前提です。
やむをえず欠席する場合は、必ず前日までにその旨を申し出ることになっています。ただし、
「人生においては、『はずしてはいけない時』がある」
ということを肝に銘じておいてください。

その5

ゼミでは、積極的な発言が求められます。
そのためには、ある程度の予・Kをしてくることが必要となると思います。
また、人前で発言することが苦手である、という人がいますが、
一部の特殊な人を除いて、それは誰しも同じであると思います。
結局は「慣れ」の問題です。
大学のゼミでは、間違ったことを言ってしまっても許されるわけですから(恥を掻くのも勉強のうちです)、
今のうちに慣れてしまってください。



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