福岡大学研究推進部機能・構造マテリアル研究所八尾研究室

福岡大学　研究推進部　機能・構造マテリアル研究所　八尾　研究室

レジ袋やラップ、あるいはCDのケースなど、いろいろな形に成形され日常生活で身近に利用されている高分子（プラスチック）ですが、本来保有している特性にはまだまだ奥深いものがあり、特にメソオーダーでの構造が十分に活用されているとは言えません。

本研究室では、高分子の自己組織化力（特定の環境におかれたときに、自然に構造を形成する力）を活用し、環境エネルギーやバイオ分野に機能を発揮するさまざまな構造材料の創生と成形プロセスによる高性能化・マテリアルリサイクルにかかわる基礎研究を行うことを基本テーマとしています。

基本スローガン：「フィールドワーク的基礎研究」

とにかく外に出よう、身体を動かそう、そしていろいろ体験しよう

2024年6月22日　　パチヤさんがR5年度（2023年度）FSRJ賞（研究進歩賞）を受賞しました。 2024年4月1日　　研究項目６の高度再生のページに、物理劣化・物理再生理論のコンセプト図と　　　　　　　　樹脂溜まり部が設置された押出機の写真ならびに高度再生処理された　　　　　　　　試験片の引張試験後の比較写真を載せました。　　　　　　　　またメンバー表を更新しました。 2023年4月1日　　研究体制が変わりましたので、HPの表題などを変更しました。新たに研究推進部　機能・構造マテリアル研究所の特命研究教授を拝命しました。 2022年4月１日　　柏崎さんが特命研究助教に特命研究助教の称号が付与されました。メンバー表を更新しました。 2022年2月17日　　3月9日にマテリアルリサイクルのシンポジウムを開催します。　　　　　　　　　https://www.cis.fukuoka-u.ac.jp/~shyao/0309MR%20Symposium.pdf 2022年1月6日　　　柏崎さんがスタッフとして加わりました。 2021年11月13日　　11月15日に超先端材料・リサイクル研究棟のお披露目会を行います。 2021年10月1日　　リサーチに「研究テーマを妄想する」が掲載されました。 https://www.cis.fukuoka-u.ac.jp/~shyao/research26-2.pdf 2021年10月1日　　モハマドアルタフフセインさんに特命研究助教の称号が付与されました。 2021年6月30日　　「超先端材料・リサイクル研究棟」が完成しました。 2021年5月31日　　FUKUDAismに新聞掲載紹介記事が掲載されました。　　　　　　　　　https://www.fukuoka-u.ac.jp/fukudaism/research/21/05/16556.html 2021年4月15日　　FUKUDAismに新聞掲載紹介記事が掲載されました。　　　　　　　　　https://www.fukuoka-u.ac.jp/fukudaism/coalition/21/04/16451.html 2021年4月1日　　モハマドアルタフフセインさんと高山さんがメンバーとして加わりました。 2021年3月15日　　大久保さんが京都工芸繊維大学の助教として赴任することになりました。 2021年3月15日　　青木徳務君が飛び級院入試で合格しました。 2021年2月8日　　新研究棟の地鎮祭が執り行われました。 2020年12月　　　3年生10名が仮配属となりました（Member参照） 2020年10月　　　プレスリリース「日産自動車と共同で自動車廃プラスチック (ASR回収プラスチック)の高度資源循環を実現」　　　　　　　　　https://www.fukuoka-u.ac.jp/press/20/10/12091830.html 2020年9月　　　　　平井さんとパチアさんに引き続き、大久保さんに特命研究助教の称号が付与されました。 2020年8月6日　　　NEDOプロジェクト「革新的プラスチック資源循環プロセス技術開発」に採択　　　　　　　　　　https://www.nedo.go.jp/news/press/AA5_101345.html 2020年3月16日　　　大久保光さんが新しいメンバーとして加わりました。 2019年12月19日　　3年生の配属がありました。（MEMBER参照） 2019年11月1日　　　平井さんとパチアさんが特命研究助教の称号を付与されました。 2019年10月15日　　　松尾知紘君、川上裕己君が大学院入試に合格しました。 2019年7月16日　　　深野勇気君、金保陽香さん、今村修平君が大学院推薦入試に合格しました。 2019年6月28日　　　　日本経済新聞（関西版）にリサイクルの研究が紹介されました。 2018年5月27日　　　　M1生の三好雄介君がISFR2019でポスター賞を受賞しました。 2019年　4月13日　　　福岡大学新技術説明会に4件の発表を行います。　　　　　　　　　　　新構造の樹脂溜り部を持つ新型ペレタイザーによるプラスチックの高度リサイクル・高性能化パントンパチヤ　　　　　　　　　　　ＣＮＦ（セルロースナノファイバー）の新規改質法によるＣＮＦ高分散樹脂複合体の製造技術八尾滋　　　　　　　　　　　リサイクルプラスチックへの機能性付与による高付加価値化検討中野涼子　　　　　　　　　　　化学的処理による高機能ポリプロピレン樹脂成形体の製造技術平井翔　　　　　　　　　　　https://shingi.jst.go.jp/kobetsu/fukuoka-u/2019_fukuoka-u.html 2019年　4月1日　　　　メンバー表を更新しました。 2018年12月21日　　　　11名の3年生の配属が決まりました。 2018年11月30日　　　　読売新聞でリサイクル研究が紹介されました。 2018年11月26日　　　　M2生の若林翼君がプラスチック成形加工シンポジアでポスター賞を受賞しました。 2018年10月5日　　　　九州朝日方法（KBC)アサデスでリサイクル研究が紹介されました。　　　　　　　　　　　　https://www.kbc.co.jp/asadesu/asadesutv/detail.html?id=7060 2018年8月30日、31日　　イノベーションジャパンに出展 2018年8月2日　　　　　日刊工業新聞に研究掲載「リサイクルプラ製法開発　新品同様の引張能力保持」 2018年6月21日　　　　一般社団法人プラスチック成形加工学会から「功労賞」を受賞 2018年6月13日　　　　プラスチックリサイクル化学研究会から「研究進歩賞」を受賞 2018年4月5日　　　　　平井さんが科学研究費「若手研究」に採択されました。　　　　　　　　　　「ポリエチレンを起点としたポリオレフィンへのユニバーサルな　　　　　　　　　　　接着性の付与手法の創生」 2018年4月1日　　　　　メンバー表を更新しました。 2018年3月15日　　　　　冨永亜矢さんの博士（工学）の学位授与式が執り行われました。 2018年3月5日　　　　　牛島優太君、讃井香純さんの飛び級合格と、　　　　　　　　　　　石元正一さんの社会人博士合格が発表されました。 2018年2月1日　　　　　機能・構造マテリアル研究所客員教授の高取先生の論文が　　　　　　　　　　　日本レオロジー学会論文賞に選ばれました。　　　　　　　　　　　「再生ポリプロピレン製品のUV劣化特性と分子量」、　　　　　　　　　　　高取永一、八尾　滋、志村尚俊、　　　　　　　　　　　日本レオロジー学会誌44巻(1)、55～60　(2016) 2017年12月26日　　　　3年生11名の仮配属が決まりました。 2017年10月18日　　　　山﨑さんがベトナムのハノイで開催されたAWPP2017でポスター賞と副賞賞金を授与されました。　　　　　　　　　　　（八尾研究室としては、２年連続の快挙です。） 2017年9月29日　　　　内野君が第66回高分子討論会で優秀ポスター賞を受賞しました。 2017年8月31日、9月1日　イノベーションジャパンに出展します。　　　　　　　　　　　「化学的修飾法による新規ポリエチレン無電解めっき」 2017年7月12日　　　　冨永さんと山﨑さんがチェコのオストラバで開催されたISFR2017で　　　　　　　　　　　ポスター賞を受賞しました。 2017年6月23日　　　　　大学院卒業生の金澤悠里さんと竹中希美さんが5月31日付で　　　　　　　　　　　　日本学生支援機構の特に優れた業績のある学生に認可されました。 2017年6月1日　　　　　メンバー表を更新しました。 2017年6月1日　　　　　Patchiya Phanthong（パチヤ　パントン）さんが博士研究員として勤めていただくことになりました。 2017年5月31日　　　　　冨永さんが大学院給費奨学生に選ばれました。　　　　　　　　　　　　6月12日表彰式予定。 2017年4月1日　　　　　平成29年度環境研究総合推進費新規課題に採択されました。　　　　　　　　　　　「廃プラスチックの高付加価値化リサイクル技術創製および実用化研究」 2017年4月1日　　　　　メンバー表を更新しました。 2017年4月1日　　　　　平井　翔さんが博士研究員として勤めていただくことになりました。 2017年3月22日　　　　　新たに10名の卒論生が配属されました。 2017年3月1日　　　　　新たにメンバーとして平井　翔さんが高知からやってきました。 2016年11月 7日　　　　三保優雅さんがオーストラリアで開催されましたAWPP2016において　　　　　　　　　　　ポスター賞と副賞賞金を授与されました。 2016年9月23日　　　　　内野智仁君と蓮輪拓朗君が福岡大学大学院に合格しました。 2016年9月 2日　　　　　竹中希美さんが第19回プラスチックリサイクル化学研究会研究討論会において　　　　　　　　　　　　ポスター賞を受賞しました。 2016年8月25日、26日　　イノベーションジャパンで「高性能リサイクルペレットの作成プロセス」の出展を行いました。　　　　　　　　　　　　またショートプレゼンテーションも行いました。 2016年7月15日　　　　　山崎奈都美さんと若林翼君が福岡大学大学院に推薦合格しました。 2016年4月1日　　　　　機能・構造マテリアル研究所が開設しました。　　　　　　　　　　　高取永一さんおよび山本智さんが本研究所客員教授になられました。 2016年3月24日　　　　　新たに新4年生メンバー12名が加わりました。　　　　　　　　　　　　総勢28名となります。　　　　　　　　　　　　新メンバー表は"Member"を参照してください。 2016年2月17日　　　　　米国特許が登録されました。　　　　　　　　　　　　US 9,212,333 B2 　　　　　　　　　　　　"DISPERSANT, DISPERSION METHOD FOR ADJUSTING VISCOSITY OF DISPERSNT, 　　　　　　　　　　　　MOBLE DEVICE, SURFACE TREATMENT AGENT, ELECTRIC SOLUTION, SEPARATOR, 　　　　　　　　　　　　AND RECHARGABLE LITHIUM ION BATTERY" 2016年1月12日　　　　　白版芸術"Happy New Year"をGalleryに掲載しました。 2015年10月15日　　　　プラスチックスに研究紹介記事が掲載されました。　　　　　　　　　　　「廃棄プラスチックの新規高度再生方法」 2015年10月15日　　　　コンバーテックに研究紹介記事が掲載されました。　　　　　　　　　　　「廃棄容器包装樹脂の高付加価値化再生技術」 2015年9月7日　　　　　循環経済新聞6月22日号に、プラスチックリサイクルに関する記事が　　　　　　　　　　　掲載されていることが判明しました。 2015年9月1日　　　　　イノベーションジャパン展示会の様子をGalleryに掲示しました。 2015年6月11日　　　　8月27日、28日に開催されるイノベーションジャパンへの出展が決まりました。　　　　　　　　　　　ショートプレゼンテーションにも採択されました。　　　　　　　　　　　「廃棄容器包装プラスチックの高度リサイクルプロセス」　　　　　　　　　　　「化学的吸着力を利用したフッ素樹脂の接着性付与改質」 2015年6月10日　　　　ＰＰＳ３１において、冨永亜矢さんがポスター賞を受賞しました。 2015年5月30日　　　　6月11日のJST新技術説明会にで、下記2件の発表を行います。　　　　　　　　　　・側鎖結晶性ブロック共重合体を用いたポリテトラフルオロエチレンの化学的改質法　　　　　　　　　　・廃棄容器包装樹脂の高付加価値化再生プロセス　　　　　　　　　　　http://shingi.jst.go.jp/kobetsu/fukuoka/2015/program.html 2015年5月21日　　　　化学工業日報にプラスチックリサイクルに関する研究が　　　　　　　　　　　掲載されました。 2015年5月15日　　　　第64回高分子学会年次大会　記者発表において　　　　　　　　　　「容器包装プラスチックの高度リサイクルプロセスの開発」を　　　　　　　　　　記者発表しました。　　　　　　　　　　http://main.spsj.or.jp/koho/64n.html 　　　　　　　　　　http://main.spsj.or.jp/koho/64n/64n_11.pdf 2015年4月3日　　　　　新4年生8名が仲間として加わりました。　　　　　　　　　　　詳細はメンバーをご覧ください。 2015年3月20日、21日　第80回化学工学会年会において、平川倖希君と小田直士君が　　　　　　　　　　　ダブルで本部大会学生賞を受賞しました。 2014年11月18日-21日　AWPPにて発表を行いました。　　　　　　　　　　・"Adhesion Properties of Polyethylene Modofied with Side Chain Crystalline 　　　　　　　　　　 block Co-Polymer" 　　　　　　　　　　・"The Novel Functionalization Method of Polyethylene" 　　　　　　　　　　・"NewWaste Plastic Recycling Process to Establish an Envirmentally Benign 　　　　　　　　　　 Material Cycle-2" 　　　　　　　　　　・"NewWaste Plastic Recycling Process to Establish an Envirmentally Benign 　　　　　　　　　　 Material Cycle-1" 　　　　　　　　　　・"Injection Molding Conditions and Thermal Process Dependence of the 　　　　　　　　　　 Mechanical Properties of Recycled Amorphous Polymer" 2014年11月14日-15日　プラスチック成形加工学会成形加工シンポジア’14にて発表を行いました。　　　　　　　　　　・物理劣化を基盤とした廃プラスチックのリサイクルプロセスの検討　　　　　　　　　　・側鎖結晶性ブロック共重合体の示す結晶化超分子間力とそれを用いた機能性TR流体　　　　　　　　　　・ポストコンシューマーポリエチレンの物理的再生手法　　　　　　　　　　・物理劣化を基盤とした廃プラスチックのリサイクルプロセスの検討　　　　　　　　　　・容器包装リサイクル樹脂の力学特性の成形条件依存性　　　　　　　　　　・結晶化超分子間力によるポリエチレン表面の改質 2014年11月6日　　　　　高分子学会第23回ポリマー材料フォーラムにて発表を行いました。　　　　　　　　　　・多段階溶媒置換法による高機能ポリイミド構造膜　　　　　　　　　　・側鎖結晶性ブロック共重合体によるテフロン表面の親水化・機能化 2014年10月30日　　　　JFPS International Symposium on Fluid Power in Matsueにて発表を行いました。　　　　　　　　　　・"THERMAL RHEOLOGICAL FLUID WITH SIDE-CHAIN CRYSTALLINE BLOCK CO-POLYMER" 　　　　　　　　　　 2014年10月28日　　　　プレスリリースを行いました。　　　　　　　　　　・世界初の発見フッ素樹脂の表面特性を自在にコントロール（Garalley参照）　　　　　　　　　　　http://www.fukuoka-u.ac.jp/press/14/10/28150101.html 2014年10月15日　　　　レオロジー学会第62回レオロジー討論会にて発表を行いました。　　　　　　　　　　・化粧用乳液の粒子種依存性　　　　　　　　　　・リサイクル無定形高分子の粘弾性の性質　　　　　　　　　　・熱レオロジー流体特性のポリエチレン微粒子濃度依存性　　　　　　　　　　・TR流体機能に影響する側鎖結晶性高分子の組成・分子量依存性　　　　　　　　　　・各種球状ポリエチレン微粒子を用いたTR流体の粘弾性的性質　　　　　　　　　　・極性溶媒系TR流体の創製とその機能　　　　　　　　　　・セルロース/アセチル化セルロースブレンド系イオン性液体の粘弾性的性質 2014年　9月24日-26日　高分子学会第63回高分子討論会にて発表を行いました。　　　　　　　　　　・セルロース/イオン性液体溶液の濃度差による粘弾挙動に及ぼす影響　　　　　　　　　　・親水性ユニットを導入した側鎖結晶性ブロック共重合体を用いた極性溶媒系TR流体　　　　　　　　　　・TR流体特性の側鎖結晶性ブロック共重合体のミセル形成能・組成・分子量依存性　　　　　　　　　　・TR流体機能のポリエチレン微粒子種依存性　　　　　　　　　　・側鎖結晶性ブロック共重合体により改質したセパレータの機能評価　　　　　　　　　　・側鎖結晶性ブロック共重合体を用いたポリエチレン表面改質効果の検討　　　　　　　　　　・リサイクル無定形高分子の物理特性の成形条件依存性　　　　　　　　　　・プレコンシューマリサイクル樹脂の力学特性に対するアニーリング効果依存性　　　　　　　　　　・容器包装リサイクル樹脂の力学特性の成形条件依存性　　　　　　　　　　・高機能性ポリイミド構造膜の創製に関する基礎研究　　　　　　　　　　・ポリイミド多孔質膜の開発と応用　　　　　　　　　　・表面修飾多孔質膜を用いた水中に溶存する金属イオンの吸着除去 2014年　9月17日‐19日　化学工学会第46回秋季大会にて発表を行した。　　　　　　　　　　・側鎖結晶性ブロック共重合体の結晶化超分子間力を用いた機能材料創製　　　　　　　　　　・側鎖結晶性ブロック共重合体を用いたポリエチレン表面改質手法の検討 2014年　9月10日-11日　再掲：イノベーションジャパンに出展しました。　　　　　　　　　　・廃プラスチックの高度リサイクル技術（ショートプレゼン有）　　　　　　　　　　・熱剥離機能を持つ高分子表面改質ブロック共重合体　　　　　　　　　　Gallery　参照　　　　　　　　　　 2014年　8月10日　　夏のイベント　BBQ大会を行いました。　　　　　　　　　Garalleyに写真を公開しました。 2014年　8月 9日　　オープンキャンパス：高分子万華鏡など展示・紹介　　　　　　　　　模擬講義：『身近な化学」　　　　　　　　　Garalleyに写真を公開しました。　　　　　　　　　 2014年　8月 5日　　「化学への紹介」　　　　　　　　　　Garalleyに写真を公開しました。　　　　　　　　　 2014年　6月25日　　厚生労働科学研究委託費（革新的がん医療実用化研究事業）に　　　　　　　　　「機能性TR流体を用いた動脈塞栓による癌治療」が採択されました。 2014年　6月20日　　イノベーションジャパンで２件のプレゼンが採択されました。　　　　　　　　　　・廃プラスチックの高度リサイクル技術（ショートプレゼン有）　　　　　　　　　　・熱剥離機能を持つ高分子表面改質ブロック共重合体 2014年　6月2日-3日　プラスチック成形加工学会第25回年次大会で2件の発表を行います。　　　　　　　　　　2日　ポストコンシューマリエチレの高度サイクル技術（冨永亜矢）　　　　　　　　　　3日　無定形高分子の成形履歴の違いによる力学特性への影響（小田直士） 2014年　5月28日-30日　高分子年次大会で12件の発表を行います。　　　　　　　　　28日　側鎖結晶性ブロック共重合体によるポリエチレン表面改質（山崎史晴）　　　　　　　　　　　　ベヘニルアクリレート系側鎖結晶性ブロック共重合体が示すTR流体機能　　　　　　　　　　　　（長谷部勇輔）　　　　　　　　　　　　ポストコンシューマーポリエチレンの力学特性の熱プロセスの依存性（小田直士）　　　　　　　　　　　　熱成形プロセスがプレコンシューマリサイクルPPの力学および内部構造　　　　　　　　　　　　に与える影響（冨永亜矢）　　　　　　　　　　　　リサイクルブレンド系射出成形品の物理的特性の成形部位依存性（冨永亜矢）　　　　　　　　　　　　セルロースイオン性溶液の粘弾特性の時間揺らぎ（石堂将多）　　　　　　　　　　　　機能性TR流体を用いた感温性塞栓材料（八尾滋）　　　　　　　　　　　　Evaluation of Side Chain Crystalline Block Co-Polymer for surface 　　　　　　　　　　　　modification of Polyethylene film（中野涼子）　　　　　　　　　30日　側鎖結晶性高分子が発現する熱レオロジー流体機能の温度応答性（大熊徹）　　　　　　　　　　　　側鎖結晶性ブロック共重合体による多孔膜内部特性改質（佐野祐介）　　　　　　　　　　　　結晶自己組織化を利用したポリ乳酸粒子の作成（岩田昇子）　　　　　　　　　　　　無定形高分子の流動履歴依存性（小田直士） 2014年　5月23日　JACI/GSCシンポジウムで2件の発表を行います。　　　　　　　　　　　　リサイクルアモルファスポリマーの引張特性の成形履歴が及ぼす影響（小田直士）　　　　　　　　　　　　物理的再生に基づいた高度プラスチックリサイクルプロセス（冨永亜矢） 2014年　5月15日-16日　レオロジー年次大会で3件の発表を行います。　　　　　　　　　15日　極性溶媒系TR流体の創製（平川倖希）　　　　　　　　　16日　無定形高分子の熱プロセスに対する成形履歴依存性（小田直士）　　　　　　　　　16日　ポリエチレン薄膜表面の新規改質手法の検討（中野涼子） 2014年　5月　1日　　Research　テーマ１に、結晶自己組織化を利用した　　　　　　　　　　バイオマス微粒子（ポリアミド11、ポリ乳酸）の写真を掲載しました。 2014年　4月　4日　　11名の新4年生が配属されました。

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